目次
1. 1次公募の採択結果
2018年6月14日にIT導入補助金の1次公募の交付が決定されましたね。
(IT導入補助金については、こちらの記事もご参考にして下さい。)
IT導入補助金の事務局のホームページには交付決定事業者一覧というPDFファイルで補助金の交付が採択された事業者の一覧のPDFファイルが掲載されていますが、232ページに渡る事業者に交付が決定されており、かなり高い採択率と言われています。
昨年は、1次公募は100%に近い採択率、2次公募では採択率が30%未満と2次の段階で採択率が厳しくなったようですが、2017年度の予算は、100億円であったのに対して2018年度は、500億円と予算が5倍になっています。
また、想定利用者数も2017年度の1万5000社に対して2018年度は13万5000社と増えています。
補助金の額が2017年度は最大で50万円であったのに対して2018年度は50万円となっており、利用者数を増やしてIT導入により中小企業の生産性の向上を図ろうとしていることが分かりますので、2018年度は2次公募でも採択率が極端に低くならないことを期待できるのはないでしょうか。
2. 2次公募のスケジュール
2次公募の交付申請期間は、2018年6月20日(水)~2018年8月3日(金)です。
2018年8月15日(水)に予定されています。
2018年10月中旬に3次公募も予定されていますが、予算が消化されて採択率が厳しくなる可能性も否定できませんので、準備が間に合うようでしたら2次公募で申し込みをした方がベターではないかと思います。
3. 2次公募の留意点
① 一次公募で不採択となった場合でも、二次公募に申請することは可能です。
なお、事業計画の見直し等のために自主的に取下げた申請については、公募期間内であれば、再申請が可能です。
② 昨年度に採択された事業者であっても、今年度の事業に交付申請することは可能です。
ただし、昨年度において採択された際に導入したITツールと同一機能のITツールを導入すること、ホームページの改修(機能を新たに追加する場合等を含め、ホームページの改修はすべて)を行うものについては、今年度の事業に交付申請をすることはできません。
4. 2次公募の公募要領
2次公募の公募要領も2018年6月20日に公開されています。
気になる加点項目や審査内容については、1次公募から変更はありませんでした。
参考に、審査項目と審査事項は、以下の通りです。(IT導入補助金採択のポイントはこちらの記事もご参考にして下さい。)
審査項目 | 審査事項 | |
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事業面からの審査項目 | (1)事業面の具体的な審査 | ・経営診断ツールの各項目において、自社の経営課題を理解し、経営改善に向けた具体的な問題意識を持っているか ・また、それを解決する方向性を意識し、取り組もうとしているか ・自社の状況や課題、将来の計画に対して、「ITツールの利活 用」という解決策がマッチしているか |
(2)計画目標値の審査 | ・労働生産性の向上率 ・独自指標における向上率 |
|
政策面からの審査項目 | (3)加点項目に係る取組の審査 | ・関連事業に取り組んでいるか |
5. IT導入補助金で申請したいおすすめITツール
IT導入補助金で申請できるITツールはたくさんありますので、何を選んでいいか分からないという方もいると思います。そのため、おすすめのITツールをご紹介します。
おすすめしたいのは、やっぱりMFクラウドですね
(クラウド会計についてはこちらの記事もご参考にして下さい。)
以下のような課題がある方は一度問い合わせをしてもらっても良いと思います。
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