個人事業主、フリーランスが確定申告をしたり、税理士に節税の相談する上でも税金の簡単な内容は知っていた方が良いと思います。
また、サラリーマンだと会社が変わりに税金の支払いをしていることから、余り関心がなくなりがちです。ただ、税金の話しを知っていると得になる事もあります。
そのため、個人事業主、フリーランス、サラリーマンが1日5分(5分より短いかもしれません)で学べる簡単な税金の話しをこれから書いていこうと思います。
難しい話しはやめて、簡単にきほんを学ぶのが目的です。
第1回目は、税金の種類について。
目次
1.税金の種類は大きく分けて2つ
税金には、国に納める「国税」と地方公共団体に納める「地方税」がある。
総務省のホームページにある租税体系のよると国税は24種類、地方税には30種類もの税金がある。
こんなに沢山の税金があるんだと思う方も多いのではないのでしょうか。
2.国税
全ての税金の種類を覚える必要がないので、個人事業主、フリーランス、サラリーマンが知っておきたい主な国税を以下に挙げてみる。
①法人税
会社の所得にかかる税金。所得とは、会社の1年間の儲けと考えてもらえれば良いでしょう。
②所得税
個人の所得にかかる税金。所得とは、個人事業主なら1年間の儲け、サラリーマンなら給与と考えてもらえば良いでしょう。
③消費税
お店で物を買ったり、サービスを受けた時にかかる税金。個人が直接税務署に支払いにいかないので、お店や商売をしている人が代わりに税務署にまとめて税金を納めている。
100円ショップで消費税込みで108円の支払いをしたら、100円ショップには108円のお金が残る訳ではなく、8円は税務署に支払っていると考えてもらえ良いでしょう。
④相続税
亡くなった人から、お金や土地、株などをもらった時にかかる税金
⑤贈与税
生きている人から、お金や土地、株などをもらった時にかかる税金
⑥印紙税
文書にかかる税金、家の工事を頼んだ時の契約書等には収入印紙を貼りつけて税務署に税金を納めることになります。
3.地方税
①住民税
所得にかかる税金。会社も個人も、儲けに対して国にだけでなく、地方自治体にも税金を納めている。
②不動産取得税
土地や家を買った時にかかる税金。
4.まとめ
税金の種類はたくさんあるが、主要な税金の種類をおさえましょう。
また、税金には国に納める税金と地方公共団体に納める税金があることを覚えておきましょう。