クラウド会計

副業(特にせどらー)が確定申告する時におすすめの会計ソフト(マネーフォワード クラウド確定申告)

前回までは、以下の内容を記載してきました。

√ 副業の収入が増えてくると確定申告が必要になる場合がある(所得20万円超)。
√ 確定申告が必要な場合に、申告をしないと税金が加算されることや罰則を受ける可能性もある。
√ 一方で確定申告をすることで得することもあるかもしれない。
√ 副業の場合の所得は「事業所得」か「雑所得」になる。
√ 「事業所得」として認められた場合には、青色申告をすることで、最高65万円の特別控除や節税のための特典が付いてくる。
√ 開業届出と青色申告承認申請書を提出してみよう。

今回は、副業をしている人が確定申告をする上でおすすめの会計ソフトをご紹介します。
確定申告の受付締切は3月15日で、残りの日数も多くありませんが、クラウド会計ソフトを使用することで、簡単でスピーディーに確定申告書の作成(しかも青色申告)が可能です。手を付けていないという方でもまだ間に合うと思います。

1、副業の人(特にせどらー、ネット収入がある人)におすすめの会計ソフト

副業の人におすすめの会計ソフトは、マネーフォワードクラウド確定申告です。
特にせどらーやネット収入がある人にはおすすめです

1.1 マネーフォワードクラウド確定申告がおすすめな理由

他にもクラウド会計ソフトがある中でも、マネーフォワードクラウド確定申告を一番におすすめする理由は以下の通りです。

√ 明細データを自動取得して仕訳が自動で入力される。
√ 金融機関やクレジットカード、電子マネーなど約3,600のサービスに対応している。他の会計ソフトと比べて対応数が多いため、圧倒的に便利。
√ クレジットカードの明細を会計ソフトに取り混み仕訳を自動入力できる点が、特にせどらーのよなクレジットカード決済が多い人におすすめ!!
√ 会計ソフトの自動学習機能(※)が優秀すぎる!! 
√ 自動で仕訳が入力されるため細かくて難しい会計知識は必要なし。

マネーフォワードクラウド確定申告では、取り込んだデータを解析して会計処理に必要な勘定科目を自動提案します。さらに、勘定科目をユーザーが修正すると、その内容を会計ソフトが自動学習していきます。つまり、使えば使うほど、仕訳精度がアップする会計ソフトになっています。どうしても会計処理が心配だから等の理由で税理士にチェックを依頼する場合でも、税理士が修正した内容が記録されるので、将来的にはご自信での記帳もできるようになると思います。この自動学習機能が優秀過ぎるので、他のクラウド会計ソフトよりもおすすめです。

他にもマネーフォワードクラウド確定申告の良い点として以下のような内容が挙げられます(他の会計ソフトにもあるメリットですが、念のため記載しています。)
√ Macにも対応
√ インストール不要
√ パソコンがなくても移動中にスマホで操作できる。
√ 他の会計ソフトからの乗り換えも可能
√ 確定申告書も自動作成
√ 万全のサポート体制(運営するのは上場企業で安心)

2、マネーフォワードクラウド確定申告の使い方を簡単に説明

それでは、マネーフォワードクラウド確定申告を使用した確定申告書の作成の仕方を簡単に説明したいと思います。

STEP1 会員登録

マネーフォワードクラウド確定申告に無料登録する。
まずは、以下のサイトからお試しの無料登録をすればOKです。

STEP2 初期設定

会員登録ができたら初期設定をします。
ホーム画面の中央上に表示される「確定申告の流れ」の一番左にあります(添付した画像で赤い線で囲んだ部分です)。
以下の順で設定を行います。

①事務所の登録

まずは、事務所の登録です。
事務所名や事業の種類をなどを指示に従った入力すればOKです。

②連携データの登録

次に連携データの登録を行います。

ここがマネーフォワードクラウド確定申告の肝となる所でしょう。
銀行やクレジットカードのなどのサービスと会計ソフトを連携させていきます。

データ連携時の良くある注意点①
銀行口座やクレジットカードをマネーフォワードクラウド確定申告に連動させる時には、まずは金融機関やクレジットカード側のサイトでWeb上の明細が見れるかを確認する必要があります。Web上で明細が見れない場合にはWeb明細が見れるような会員登録が必要です。例えばイオンカードの場合には、Web明細は自分で登録しないと紙で請求書が自宅に郵送されることになっています。このような場合にはカードをマネーフォワードクラウド確定申告と連動させただけでは明細データがないため自動連動できませんので注意が必要です。

データ連携時の良くある注意点②
プライベート用の口座やカードは連携させないようにしましょう。あくまで連動させるには事業用の銀行口座やクレジットカードです。これを混同してしまうと、事業に関係ない取引も自動で取り込まれることになり整理が大変になります。マネーフォワードクラウド確定申告のメリットである自動連動による効率化を最大限に活かすためには、プライベートメインの銀行口座やクレジットカードは連動させない方が良いでしょう。逆に事業用をメインにしている銀行口座やクレジットカードであれば、連動させることで相当な効率化を図ることができます。ただし、事業用の銀行口座等からもプライベート用の支払いや入金もあるかもしれません。その場合には事業主貸勘定、事業主借勘定を使用して仕訳を登録するようにしましょう。

③開始残高の登録

事業を開始した時の現金、預金を登録します。
事業を開始するまでに経費の支払いがある場合には集計した後の合計金額を開業費の欄に入力します。
借入金がある場合には借入金の欄に入力します。住宅ローンやプライベートの買い物のためにローンを組んでいる場合のような、事業用でない借入金は入力しないでOKです。

STEP3 仕訳登録

①連携データの仕訳登録

初期設定が終われば後は簡単です。連携データは、以下のように表示されますので、勘定科目名を確認して間違っていなけれ登録ボタン(添付ファイルの赤い線で囲んだ所)をクリックすれば仕訳が登録されます。

何もしないで勘定科目が提案されて、しかも提案される内容の精度の高いので、自動仕訳により効率化は図る上では、他の会計ソフトよりマネーフォワードクラウド確定申告の方が優れていると思います。

①手動で仕訳登録

クレジットカード以外で経費の支払いをすることがあると思います。例えば、タクシーに乗って現金で支払いをした。郵便局で郵送をした時に現金で支払いをした等。そのような場合でも手動で簡単に仕訳を登録することが可能です。

3、マネーフォワードクラウド確定申告を使用した確定申告書の作成方法

STEP1 決算書の作成

これまでに記載した初期設定と仕訳入力が完了すれば、一年間の経営状況をまとめた「青色申告決算書(収支内訳書)」が自動的に作成されます。決算書は、入力した仕訳の内容をもとに計算されます。

STEP2 確定申告書作成のための資料集め

確定申告書を作成するために必要な資料を集めます。
例えば以下のような資料を集めます(副業の方(年末調整済み)に必要なものは、青字にしました。)

・給与を受け取っていた場合、源泉徴収票
・年金や健康保険などの社会保険を支払っていた場合、支払い証明書
・地震保険料や生命保険料を支払っていた場合、支払を証明する書類
・住宅ローンの控除証明書
・ふるさと納税の証明書
・医療費控除の明細

STEP2 確定申告書を作成

必要資料が揃ったらマネーフォワードクラウド確定申告にある「確定申告書作成ページ」で、指示に従って必要事項を入力すれば確定申告書の作成が完了です。

如何でしょか?
マネーフォワードクラウド確定申告を使用すれば、せどらーやネット収入で取引量が多い方でも簡単で効率的に確定申告書の作成が可能だと思います。

なお、以下のうち一つでも当てはまるようでしたらのLINEの友達申請をおすすめします。

√ 実際にマネーフォワードクラウド確定申告に登録をして確定申告書の作成を始めたけれども、どうしても分からない事がある方。
√ マネーフォワードクラウド確定申告のサポートセンターに問い合わせをしても解決しないことがある方。
√ そもそも確定申告をした方が良いか分からない方
√ 来年の確定申告に向けて準備をしたい方
√ 確定申告で副業がばれるのが心配な方
√ 確定申告書を提出する前に税理士に確認をしてもらいたい方
√ 税理士に確定申告書の作成を依頼しているが、税理士がネットビジネスのことを分かっていないので心配な方
√ 確定申告書を提出する前に節税が可能か相談したい方

副業の方の確定申告支援に特化した会計士、税理士が無料相談対応中です。

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